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国際会計基準とは?

IFRS強制適用が目前に迫った今こそ、国際会計基準について再確認しよう!

会計基準の国際化

 会計ビッグ・バンをはるかに超える問題が日本の経理部門を襲ってきます。
国際会計基準の適用が迫ってきているのです。今後数年の間に、上場・公開企業の経理部門では、 会計基準の国際化に多くのエネルギーを費やさなければなりません。

国際会計基準とIFRS

 『国際会計基準』とは、国際会計基準委員会(IASC) によって作成された 『IAS』(International Accounting Standards)と呼ばれていたものです。
 本格的に利用される事になった国際会計基準のさらなる充実を目指し、
IASCは国際会計基準審議会(IASB)に改組されました。
 そして、そのIASBが新規に制定する基準を、『国際財務報告基準』と呼ぶ事とし、 『IFRS』(International Financial Reporting Standards)と略されて呼ばれています。

アダプションとコンバージェンス

 IFRSを議論する際にはアダプションとコンバージェンスという単語が
必ず出てきます。
 IFRSにおける『アダプション』(適用)とは、現行の会計基準をやめ、
IFRSをそのまま適用(adoption)する事を指します。
 また、『コンバージェンス』(共通化、収斂)とは、IFRSと現行の
会計基準との差異を徐々に無くしていく事を指します。

 日本では、EUとは異なり、これまでの『企業会計原則』を基本とする
日本の会計基準に対して、『減損会計の導入』『リースのオンバランス化』『工事進行基準の原則化』などの新しい会計基準を制定する事で
コンバージェンスを進めてきました。

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