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金融市場と経済

 投資にあたり、ミクロ経済学的手法からさまざまな分析を行うための
経済手法を学んでみましょう。

消費者の行動原理

 消費者(家計)などの経済主体は、合理的に行動するというのが、 ミクロ経済分析の前提となります。

 これは、特定の行動原理に基づいて行動することを意味していますが、 消費者の行動原理は、効用最大化です。消費者が『財』を消費することによって もたらされる満足感を『効用』と呼び、それを最大にするように 行動するということになります。

完全競争市場

 いわゆるマーケットの論理は完全競争市場の仮定に基づいて形作られます。 完全競争市場とは、以下の条件を満たした市場をいいます。

 @ 情報の完全性
 A 取引コストがかからない
 B 多数の取引主体の存在

@は、全ての市場参加者が同質の情報を有している事を意味します。
また、Bは、どの市場参加者も取引を通じて価格に影響を与える事は 出来ない事を意味します。

不完全競争市場

 不完全競争市場の形態としては、主に以下の3つがあります。

 @ 独占 :ある製品が、ただ1つの企業によって生産される場合
 A 寡占 :ある製品が、2つ以上の少数企業によって生産される場合
 B 複占 :寡占のうち、特に、2つの企業によって製品の生産がされる場合
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